ソラコム User Conference #0に参加してきました
2015/12/9に開催されたソラコム User Conference #0に参加してきました。 今回はそのときのレポートをさせていただきます。(感想文とか短めだったらすみません) あ、あと最初のユーザーグループ設立宣言については割愛します。
SORACOM Update
ソラコムの玉川さんから…でなくて片山さんから。 (この時点で玉川さんは新幹線の中だったらしい。。。)
www.slideshare.net
9/30の発表以来のアップデートのおさらいに始まり…本題のアップデートという流れでした。 今回のアップデートは料金に関するアップデート2件でした。 ・基本料における長期契約割引! ・ユーザコンソールからSIMを1枚単位で(しかも560円!)購入可能に!
フルスケールエンジニアへの道
ソラコムの片山さんから。
すいません、ここでは要約だけ書きますが、「SORACOMを媒体にしていろいろな知見をみんなで共有しましょう」というのが主なメッセージだったと思います。 …とはいえ、ここにきている人たちはハードウェアな人・クラウドな人がメインで私のようなAndroiderとかは結構珍しい人種みたいなのでお役に立てるかどうかはわかりませんが…。
LT
さてここからは10本 + 1本のLTについてざっくり。
SORACOM X AWS IoT X Salesforce
発表者は岩谷さん。
SalesforceとAWS IoTとSORACOMを使った事例の紹介。応用例として農業クラウドを紹介していました。 個人的に新発見だったのは ・S1というSalesforce系のモバイルアプリケーションがあること。 ・小規模であればSalesforceでの開発は無料でできること。 ということ。
SORACOM AirとYAMAHA RTX1200で回線冗長化してみた
発表者は竹永さん
YAMAHA RTX1200というルータを使った事例紹介。メイン回線が切れた時に使うためにSORACOM Airを使うって。 ちなみにこういうルータがあるご家庭はデファクトではございません。。。
Soracom Air を操作するNode-RED FlowをAWSLoamdaで動かす
発表者は古城さん。
Node-RED Flow x Soracom Air x AWSLambdaな事例。 Node-RED Flowとかがよく知らなかったので勉強になった。
IoTNews技術部でTalk Eggをつくってみた
発表者は小泉さん。 このLTが始まる前にビールやピザが届いて乾杯がはいりました。
TalkEggというのは高齢者向け・子供向け簡易電話という感じ。 スマホよりも安価に出来るのでなんかいいな。 ここで7セグという用語についての質問がありました。ここでは答えられなかったけど、このあと回答がでてきます。
家庭内IoTのすすめ
発表者は@mana_catさん
前回のDeveloper Conference #0で発表なさったスーパーこまちのバージョンアップ速報。 なんと、twitterにログを投稿できるようになったという話。 このお方、twitterでフォローさせていただいてからわかったことなのですが、二人のお子さんのお母さんなんですよね。。。子育ての合間にこういうもの作っちゃうのは素晴らしいですよね!
SORACOMとIoTとファイル転送
発表者は田中さん(from アプレッソ)
アプレッソといえばDataSpiderや小野さんがすごく有名なのですが、今回はHULFTを軸とした話。 HULFTというのはファイル転送を支援するためのプロダクト。で、独自のプロトコルの設計・実装しており(特定の業界ではもはや標準プロトコル)ます。 今回はIoT向けに「HULFT IoT」というのを作ってそれにSORACOMを使っているということでした。
SORACOM Beamを使って安全にデバイスの位置情報をしらべる
発表者は竹之下さん(@koyo_take)
IoTバービー人形をきっかけにIoTSecurityについての話をしました。 IoTの通信的な意味での脆弱性はSSIDをべたうちしてたりするところだったりしますが…SORACOM使えばこれらを一発解決するっていうの。 ただ、ハード的な意味での脆弱性がまだまだだったということなのでこれからそれにむけて課題を解決していく模様です。
ちなみにSIMだけでも位置情報取れます。Location APIで。
「SORACOM AirをつないだRaspberryPiをlittleBits+Milkcocoaで遠隔OFFするボタンをつくった話」
発表者は田中さん。
遠隔操作でRaspberryPiをOFFする仕組みつくったよーってはなし。Milkcocoaというのは前に聞いたことがあるけど、littleBitsというのは初めて聞いた。
SORACOMとHeroku、Salesforceを連係して何作る?
発表者は岩崎さん。
最初のLTと使っている素材等は同じですが、最初で語られなかった今後の拡張性、AWSを使わないで構築した、というところで聞き応えがありました。
以下、走り書きのメモ。
何を作った?
1. 営業社員お位置情報をSORACOMからHEROKU・Salesforceに蓄積し、表示・分析する仕組み
2. SalesforceからSORACOMデータ管理できる仕組み
IoTデータをSalesforceと接続する意味 1. 業務システム内でのかんりにより運用コストの削減 2. レポート,Analytics昨日殿お分析や通知の仕組み 3. SORACOMとの接続基盤の整備による今後の拡張性
2015/12/16 岩崎さんから記事のURL教えていただきました。ありがとうございます。 appirio.co.jp
SORACOM&myTHIngsを使ったハンズオンセミナーをやってみた
すいません…長めのトイレいっていたのでほとんど聞けませんでした。。。 でも、スライドが公開されているので僭越ながらリンクさせていただきます。
www.slideshare.net
(シークレットLT)RaspberryPi Zeroを使ったLT.
最近発売されたRaspberryPi ZeroとSoracom Airを使って連携しましたよってはなし。
総括
前回と同様いろいろな事例が聞けて勉強になりました。 ただ、Androidアプリ界隈の人がほとんどいなかったのは少し残念でした。Androidのちょっとした知見なら生かせそうだけど、最近のAndroid技術者界隈で広がっているRxAndroid, Retrofit、Bazelとかの知見は行かせるのだろうか?(NearBy APIとかならバリバリいけそうな感じはしますが)