日本Androidの会埼玉支部2015年11月定例会に参加してきました

2015/11/7に開催された「日本Androidの会埼玉支部2015年11月定例会」に参加してきました。

atnd.org

今回はじめてまともなLTをしました(ここでいうまともというのは、「スライドを作って発表の準備をした」という意味で使いました。)ざっくりですが、イベントのまとめを以下に記載します。

LT

てか今回はLTしかやっていないですね。。。

1. apk解析の話(@alterkeyさん)

smaliの読み方について解説されました。ソースにベタにパスワードの解答とか埋めこんどくとすぐに盗まれるんだなーということがわかりました。。。気をつけよう。。。あと、proguardにも有料版があってそれが何百万とする代物だ、というのも今日はじめて知りました。

2. Androidアプリを開発するためのツール(@miyakenさん)

Androidアプリ開発プロジェクトで使っている「チケット管理ツール」「ドキュメント管理ツール」についての紹介。Jira Software, ConfluenceというAtlassian社製のツールを今気に入って使っているとのことでした。この2つの特徴については以下に記載。

・Jira Software
-> 検索条件個別定義
-> かんばん方式でチケット管理
-> Java
-> Confluenceと連携可能
-> スマートフォンでも参照可能

・Confluence
-> ドキュメントのチケット管理の紐付けができる(Jira連携)
-> 集中管理ができる -> ドキュメント検索が用意
-> バージョン管理可能
-> スマートフォンでも参照可能
-> Excel,Wordで出力できるみたい。
(デメリットは…クソ重い…らしい)

あと印象的だったのは「素晴らしいサービスと思ったものはお金を払ってでも使うべき。無料だからといって使い続けているとサービス提供会社も資金が尽きて運用ができなくなる」ということでした。うーん、気に入ったサービスがあったらお金払うようにしたほうがいいなーこりゃ。Githubとか。

3. TreasureDataの紹介(saitoさん)

今回は具体的な操作をして紹介していました。アカウント作成からcsvデータの取り込み・データ検索までデモンストレーションしていただきました。思っていたよりも敷居が高くなさそうですね。 今度はAndroidからデータを突っ込むやり方をやる予定らしいです。

TreasureDataホームページ http://www.treasuredata.com/jp/

4. OkHttpの紹介(私)

www.slideshare.net

OkHttpの概要とサンプルの紹介。何気にまともなLTははじめて。 てかこのライブラリ結構有名なためか半分ぐらいの人が知っていました(しかも俺より…) 発表本編についてもつっこみどころ満載だったけど、何より質疑応答がまともにできなかった。。。 HTTP2とかProxyとかに関しての質問に対して何も答えられないのが正直詰めのあまさを感じましたorz でも、これらのトピックとRetrofitというものについて知ることができなかったので収穫か。

5. レガシー環境で個人ベースで何とか頑張るDVCS(Git)運用(@kimukou2628さん)

www.slideshare.net

git-svnを使って「svnを使った環境下」で以下にgitを使って作業を進めるようにしたか?という話です。これからgitに移行していきたい!という場合にgit-svnを使う選択肢はありかもしれないです。(しかし…そもそもトピックブランチを切って作業する文化が浸透していないとgit化はかなり茨の道な気がしますね。)

所感

いつもの定例会に比べたら中身がだいぶコアな内容を扱っていました。それゆえかはじめて参加された方がいらしたのですが、その方普通に引いていましたし。。。

あと、LTをすると調べて深掘りしなければいけない事項がぐんと増えますな。(その分書くべき技術ネタが増えるということですが)もちろんLTしなくても質問したり何かしら発言したりして参加していけば血肉になるのは間違いないけど、LTをするとそれの比でないくらい血肉になる度合いが強いなー。

とりあえず「HTTP2.0」「Retrofit」あたりはきちんと調べてみようと思います。(あとOkHttpについてもう少し調べてみてもいいかーProxy周辺とか)