DroidKaigi2016 2日目 参加レポート

DroidKaigi2016、2日目も参加したのでレポートを記載します。 …目黒でやってたDevSummitで発表されたSoracomの新サービスに目移りした瞬間もありましたが、いい話ばかりでよかったですよ。

基調講演「Support Libraryノススメ」「Support Library Internal」

発表者はGoogleのArakiさん。

いま現在出ているsupport libraryにどんなものがあるか、各々のサポートライブラリにはどんな機能があるか?をお話しされてました。多くて(私が理解しきれているものが少ない)のでここでの学びは

  • Fragmentは「android.app.Fragment」でなく「support.v4.app.Fragment」の方を使うべし。(support.v4の方が標準APIのFragmentで発生していたバグが修正されているため。)

  • Viewの代わりにAppCompatViewみたいなのがあるが、これにわざわざ書き換えなくても良い。

  • RecyclerViewはListViewの後継となるクラスだが、無理して入れ替える必要はない。

  • compileSdkVersionとサポートライブラリのバージョンが揃えること!それを前提にして作っているみたい

  • DesignSupportLibiraryはappcompat-v7使用を想定している。

  • TabLayoutとViewPagerと連携するにはtabLayout.setupWithViewPager(viewPager)かけばOK

です。しっかしほとんど知らないものばかりだったので勉強になったなー。これらを自分の言葉で説明できるようにしっかり消化していかないとなー。

セッション1「クックパッドにおけるAndroidエンジニアの役割とその変遷」

発表者は@sys1yagiさん。

speakerdeck.com

クックパッドのAndroidアプリを作り上げていく過程でAndroidエンジニアがどのように問題に立ち向かって解決していったかを話してくださりました。クックパッドのエンジニアって本当に神クラスにすごいからきっとすごいことをやっているのかなー?と思ったら一つ一つは自分たちでもできそうなことばっかりだったので目からウロコでした。 ひたすらKPTを繰り返し課題をあぶりだし、リリースしたら実はトラブってたというのを防ぐためチェックリストを作ってリリースマネージャというリリースに関して責任をもつ、ってがんばれば自分たちでもできそうな気がします。 ただ、この発表を聞いて、さすがと思ったのは品質を保つために「プログラミングの仕組み化」をしなかったことだと思います。つまり「技術力が多少あれでも最低限の品質が保証されるコードが何もかけずにかける」システムを構築しなかったことです。SIerだとこの方法を使って、単価のやすい派遣さんにどんどんコーディングさせて自分たちは頭を使うことしかしないみたいな感じになって技術力があってもむくわれない!みたいな構造が出来上がっていくのです。技術的な感度をからせないために?この仕組み化をしないで上級者に合わせた方法を貫き通していた、というのはすごいと思います。

セッション2「パフォーマンスを追求したAndroidアプリを作るには」

発表者はt.eggさん。

パフォーマンス…特に省電力に特化したノウハウについて話されていました。パフォーマンス測定するのにUSBにつないでやるのは測定の精度はでないんですね…肝に銘じます。。。あと、JobSchedularやDozeなどを使って省電力化していく、という方法も紹介されていました。

セッション3 「Android,Brillo,ChromeOS」

発表者は@l_b__さん。

www.slideshare.net

Brilloという単語に惹かれて聞きました。しかし、実際は各OSの内部構造についての解説でした。これはこれで貴重な情報だと思うのですが、この手の議論になれていない私にとってはかなり消化不良な感覚を覚えました。。。

セッション4 「Androidエンジニアになって2年の学び」

発表者は@ryugoo_さん。

speakerdeck.com

技術的に斬新なことがないみたいな感じで謙遜してらっしゃいましたが、これはすごく聞きごたえがある内容だと思います。本当に技術力がある人になるために必要な観点を自身の経験を踏まえて話していたのは素晴らしかったです。高等なテクニックを駆使する…というよりあることを実装するのにいくつか方法があるがそれらについて一つずつ検証していく!というのは地味ながら一番大切なことだと思います。あと、流行りとかGoogleが言ったから、といってそれを盲目的に信じていくと痛い目見るからちょっと疑ってかかって…というのもものすごく共感できます。 …というかこの方Android歴2年とは思えないくらいいろいろ知ってるなーと思いました。私がAndroidやって2年たったころって本当にたいしたことなかったしなー。。。

セッション5 「Fireside chat」

DroidKaigi2016の公式アプリの開発に携わったメンバーたちによる開発苦労話。

最初は@konifarさんが実践的なサンプルみたいな形で作ったのがきっかけで…そこからたくさんの人がPull Requestだして…みたいに膨れ上がったもの。issueベースでContributerたちとコミュニケーションをとって…というのが斬新だなと思いました。仮に現職のチームでこれを導入しようとしたらなかなかうまくいかないんじゃないかなー。これがうまくいくのって「やるきとこだわりがあるエンジニアがチームの9割を占めている場合」に限られていると思いますが…。 ただ、@konifarさんが仕事とか発表準備とかでいろいろ大変だった間にみんなががんがん開発してくれて気づいたらissueがどんどん消化されていた、というのに「オープンソースすごい!」と思いました!!

その後・懇親会

所用があって私は18:45までしか入れませんでしたが、いろいろな方とお話しさせていただきました。やっぱりSIerって人はいないようだなー。あ、あと八木さんとちょっとでもお話しできたのはうれしかったですね!

総括

2日間通しての総括ですが…非常に勉強になる2日間でした。ABCだと製品の紹介とかふわっとした内容がメインだったりするのでこういうゴリゴリの開発メインのものがセッションの大部分をしめるのは非常に良かったと思います。 あ、ただ、1つでもいいからビジネス開発視点、マーケット視点で見た開発ノウハウっていうのがあれば聞きたかったなーと思う今日この頃です。そういうセッションが今後のDroidKaigiで出てくることを期待しています。

DroidKaigi2016 1日目 参加レポート

DroidKaigi20161日目に参加したのでそのときのレポートを記載します。 (ちなみに最後から二番目以降のセッションについてはMacの電池が切れたため出ていません。。。)

基調講演「OSSの動向を捉えた実装方針」

発表者は@wasabeefさん

speakerdeck.com

最近はやりのOSSのライブラリをこれでもか!というくらい紹介してくださってました。というかこれが全てだと思います。タイトルから読み取る趣旨は「流行りのOSSを使ってこう実装しろ!」ということなのでしょう。使ったことがある、知っているライブラリはいくつかあったが、名前を聞いたことがないライブラリが半分以上あってまだまだ修行不足だなーと思ったりしました。 この講演でつぶやいた感想の一つは「DataBindingよりもButterKnifeの方がコード素直だよなー。」ということ。 個人的に試してみたいライブラリは ・Lightweight-Stream-API(今回初めて知ったやつです)  Java8で出てきたStreamAPIライクにかけるやつ。

WIre & Protocol Buffer (今回初めて知ったやつです) シリアライズ系のライブラリ。JSON形式とはまた別な方法でシリアライズしている。

・Icepick(Parcelerは知っていたけど…これは初めて知った)  ActivityのライフサイクルなどででてくるBundleオブジェクトにデータを格納するところを楽に書くためのライブラリ?

・Dagger2 & ButterKnife  DIコンテナ

Android Orma  AnntationProcessingを使ったORM。SQLiteを使うことをベースにしている。

セッション1「明日から使えるRxJava頻出パターン」

発表者はkazyさん。

www.slideshare.net

ごつい内容なのかなと思ったら比較的初心者に向けて発表していた内容でした。最初の一歩である非同期処理のところからはいり、複雑なサーバ問い合わせのフローに対してどういうAPIを使って解決していくか?というのをしていました。 各Observableが処理終わるまで待つやつは「CombineLatist」、並列処理を直列化するものは「flatMap」、リトライ回数を指定するretryメソッド、onErrorReturn、初めて聞くものばかりで非常に勉強になりました。 こんどこれらのメソッドを真面目に試してみようかなと思います。

…しかし、このセッション、異常なまでに人口密度が高くて少しばかり酸欠気味だった。。。

セッション2「Android Lintで正しさを学ぼう」

発表者は@Nkznさん。

www.slideshare.net

Lintって単なるソースコードの静的解析ツールかと思ったら、UIガイドラインに沿っていないこととか、他言語対応しにくい構造にしていないかなどをチェックするなどお作法Gメン的な感じのツールだったということがわかりました!しかも、このLintってビルド時だけじゃなくて「./gradlew lint」でも実行できるんですね。しかも、その解析結果をレポートとして表示してくれるとか…すごいですねー、と改めて思いました。 今後開発をやるときはLintについてもう少しまじめに向き合って開発していこうかなと考えています。

セッション3 「僕がテスト書け書けおじさんになった経緯とその過程でやったこと」

発表者は@yuyakaidoさん

speakerdeck.com

資料がちょっと重いですが…内容は専門的ではないので比較的とっつきやすいでした。テストを導入するに至る背景と具体的に何をしてきたか?というのがちゃんと話されていたと思います。しかし、自分一人でやりました感がつよくチーム全体にはまだ浸透させてないっぽいんで今後に期待ですかね。 しっかし、エウレカでさえもExcel方眼紙を使った人力テストをごりごりやっていたことは予想外でした。。。実はこの発表一番の驚きはこれかもしれません。

セッション4 「Dagger2とRealmを利用したモダンな開発」

発表者は北村涼さん。

speakerdeck.com

はてなの開発で検討した技術についてざっくばらんに話してるなーって感じでした。Dagger2、Ream、MockWebSocket使って頑張ってます!というのは伝わりましたー。 内容とは関係ないけど発表しなれていないのかなーというオーラがちょろちょろ出ていた気がします。というか、みなさんに何を伝えたいのかがどうもぼやっとしているし、落ち着きがない感じだったのでやや聞きにくい感じを受けました。。。

総括

総じて開発に特化した内容だったので聴きごたえ抜群でした。下手するとGoogle for Mobileよりも実用性が高いものばかりで大変勉強になりました!血肉にするため早速試してみたいと思います!

あー、あとお昼ご飯のランチボックスもとってもよかったです!Google for Mobileでたランチボックスっぽかったですが、ボリュームが抑え気味だったので私としてはちょうどいいランチだったと思います!

明日は2日目、明日も楽しんできます!!

Realm Meetup #11に参加してきました

1/28に株式会社SansanでおこなれたRealm meetup #11に参加してきました。

realm.connpass.com

本日はそのときのまとめ + 感想を記載していきます。

LT1 Realm Java Recent Update @zaki50 さん

Android版Realmの最新バージョンアップの情報。

speakerdeck.com

Realm0.87.0 から0.87.3になったときの変更点と今後起きる大きな変更点について発表されてました。 今後、Realmを導入する際にはdependenceでなくgradle-pluginを入れる形で対応する必要があるとのこと。 従来のAnnotation Processingによる手法でなくバイトコード変換と呼ばれる方向に変えるためにやるらしい。 これに対応するとRealmObjectがうける如何ともしがたい制約が大幅に緩和されるみたいなのでぜひとも歓迎すべき内容だと思います。(Eclipseな人は涙目かもしれないけど)

LT2 自作iOSアプリ powered by Realm @satoshi0212 さん

Realmを使った?いけてる自作iOSアプリの紹介。 ・先駆者・達人ノウハウ引用 ・音声認識のフル活用 ・デジタルミニチュア(おまけ) のコンセプトで作ったものをそれぞれ紹介していました。 ・先駆者・達人ノウハウ引用 -> ブレストツール音声認識のフル活用 -> 音声キーボード ・デジタルミニチュア(おまけ) -> iPhoneのミニチュア ブレストツールは純粋にすごいと思いました。 しかし、これらのアプリ、どのあたりでRealmを使っているのか見当がつかなかったです。。。

LT3 Realmの遅延ロードと省メモリの仕組み @k_katsumiさん

Realmの岸川さん(@k_katsumi)によるRealmの仕組みについての解説でした。 Realmの基本的な使い方に始まり、クエリメソッド実行・件数カウント・データ取得の際にどのようなデータアクセスの仕方をしているのかを解説していました。なんというか、本当にギリギリまでデータを読まないことに徹しているんだなー、って感じました。 あと、このLTはSwiftベースで解説していました。私はSwiftについてはほぼ門外漢なのですが、それでも全然わかりやすい内容だったので本当に中身が濃いプレゼンだったと思います!

あと、次回のRealm meetupは2/20で、Realmの開発者の一人であるEmanuele Zattin氏 が講演してくださるとか。ちなみにこのお方はCIスペシャリストと称されているみたい。

ここから下はこのLTで出てきたQ&A. Q1. Webアプリとの同期について…どういう風にやるほうが多い?サーバ側とクライアント側のデータどう同期する? A1. べたな方法で、WebAPIを読んだ結果をRealmモデルにつめて保存ってやる。。iOSだとObject Mapper , himotokiとかいうものが関連するらしい。

Q2. 画像のデータをRealmで使う例ある? A2. 16MBまでの画像データなら入れる。ただ、ファイルそのものをDBを突っ込むのは普通ではないらしい。 たしかに削除は同期されるけど、モバイルの場合はファイルはDBに突っ込まないのが柔軟だって。

Android/Fragment単位でRealmのインスタンスを管理する。 -> onStopなどでRealmをcloseするのがいい。。

・ライブアップデート -> 別のスレッドで変更監視をしている。。。

  1. 管理クラスを使ったサンプルとかあれば・・・
  2. Androidにはリポジトリに例がいくつかおいてありますよー。 <- 本格的なアプリっぽいサンプルがくるよー! pull requestでレビュー依頼中 !

LT4 ApplivにRealmを導入した話 @bl_liaさん

Applivというアプリ紹介アプリにRealmを道入したときの話です。

speakerdeck.com

今回の場合は、Realmをキャッシュ専用として扱っているみたいです。そのためWrite用のトランザクションが走っている間も読み込みができるとのことでした。あと、RealmObjectの影響も受けにくいとか。 ここでもう一つ真新しい概念として「Android Clean Architecture」というのが出てきたが…結局MVCとある意味で似ているなーという感じだった。。。

懇親会

懇親会でじゃんけん大会があり、そこでTechBoosterの「Android Internals」をゲットしました! これが一番のお得ポイントでした!

所感

今回初めてRealm meetupに参加したのですが…大変勉強になりますね。特にRealmの中身に関することの説明は中身を知った上での最適な設計をするにあたってもってこいの内容だった! また、都合がつけば参加したいですねー。(しかし、2/20は参加できるかかなり怪しい。。。)でも、Realmについてそこまで詳しくはないのでLTは…いいかな(汗)

日本Androidの会埼玉支部2016年1月定例会に参加してきました

2016/1/23に開催された日本Androidの会埼玉支部2016年1月定例会に参加してきました。

atnd.org

今回はLTがメインなのでLT番号とお知らせを同列にします。

LT1 「10 (about make 10 with 4 numbers challenge)」@alterkey さん

24の変形バージョン「10」のソルバーを作ったよってはなし。

www.slideshare.net

ここで取り上げていた問題は「与えられた数字4つを使って10を計算しろ、つまり4つの数字を演算子をつないで10にしろ」っていうもの。これのソルバーをつくりました、という話でしたが、作る際には式を評価するところで苦労したみたいです。逆ポーランド記法とかで評価していったみたいです。

このトークの後に私も質問しましたが…与えられた数字と解答の数字の組み合わせで演算子でつなげられるかどうかの判定は簡単にはできないみたいです。ガロア理論の根本思想である(四則演算などを使って数字を表現する)みたいなのとリンクしていそうだからこれはこれで面白いトピックだと思いました。

LT2「Githubでアカウントを晒した事故に対する対処」@maestro_L_jp

私の発表です。

www.slideshare.net

Githubに間違ってアカウント晒しちゃったときの対処法と未然に防ぐ方法を話しました。

あとで@alterkeyさんから質問されたのですが「git push -f」だとどうなるかもこの定例会の後調べました。すると、退避用ブランチを用意しなくてもそのままパスワードが盗まれない上にできるみたいですね。(commitのツリーは更新される)ただし、Github上でprotected指定すれば…できないっぽい。 あと、私が紹介した方法でもgit push -fを使った方法でもcommitの内容そのものが完全に消えるわけではないです。なので、パスワードを間違ってcommitしたときのハッシュ値がわかってしまえばアクセスできちゃうんです。。。 git gcとかやればこのゴミcommitは完全に消えるみたいなのですが…github上のものをgc適用するのは無理だなー。github上では定期的にgcかけているっぽいですが…それまでは放置って感じですかね

あと、CircleCIだと暗号化したハッシュキーとかを登録、そのユーザしか使えない、というふうな恩恵をうけるのでそのままgithubにpushしても大丈夫とか。 (この話になったきっかけは、アカウント設定ファイル + gitignoreの方法だとjenkinsとか使い出した時に更新がめんどくさいのでは?という疑問から)

…いずれにしてもちょっと甘かったですね、調べが。でも、git関係のコマンドについてまた一つ勉強になりました。

LT3 「JRebel for Android1.0を試食してみた」@kimukou さん

JRebelと呼ばれるものについてのお話です。

www.slideshare.net

これを使うとデバッグ時にActivityの変更内容が一瞬でデバッグ機に反映されるとか。すごいなー。 ちなみにこれでデバッグ用としてまともに使おうとすると約400ドル年間支払わないといけないらしい。ライセンス料として。個人で使うにはやや敷居が高いかなー、でも企業で買うとすれば用途次第だが有益みたい。

LT4「Retrofit2 & OkHttpでAndroidのHTTP通信が快適だにゃん」@sakura_bird1 さん

Retrofit2とOkHttp(というよりRetrofit2色が強い?)話でした。

www.slideshare.net

ここで初めて知ったことだけど、OkHttpって再接続の機構あったんだー。。。あと共通のヘッダーを使う場合はやはりInterceptを使ってやるのが楽っぽいなー。。。やっぱ。

LT5「仕事場改善」@miyaken さん

コードが一切出てこないけど、地味に?仕事効率に響く内容の話でした。

www.slideshare.net

仕事として使うのに有益なイスとか机について紹介してくださりました。机については…スタンディング・シッティングモードを簡単に変更できるようなもの(15万円くらい)について話されていました。うん、ヘルシープログラマにも書いてありましたが…スタンディングって疲れそうに見えるけど、意外と座りっぱなしのときよりも効率がよくなるみたいですね。

あと、イスについては…素材とか構造とかってやっぱり大事なんだなーと痛感しました。お尻がつく部分がメッシュ構造なのは夏場はすごい重宝しますよねー。

ABCについて

ABCが3/12にやるらしい。 そこで何か展示できれば・・・とか。

あと、啓蒙活動。

そのあと…

サイゼリアで普通に懇親会。結構頼んで5人で1万円ちょっとで済むのはありがたい!

総括

本日もいろいろ勉強になりました。やはり発表すると吸収率は違うねー。 新しく学習した内容については自分のものにすべく復習しときますか。

あと、togetterのURLもぺたり。

2016/01/23(#antama)日本Androidの会 埼玉支部 2016年1月 定例会 - Togetterまとめ

オープンソースライブラリ研究会 - iOS Android Rails編 -に参加してきました

だいぶ前になりますが…2015/11/27に株式会社ビズリーチで開催されたオープンソースライブラリ研究会に参加してきました。今回はそのときの感想を記載いたします。…ただ、iOS, Railsに関しては門外漢な身なので一部LTについては省略したり一言で終わったりしますがご了承ください。

connpass.com

SnapKitについて(iOS

発表者は@daisuke0131さん。 レイアウト調整系のSwiftのライブラリ。JavaでいうLayoutManagerっぽいのかな?というのが私の理解。これを使うと便利という話ですが…すいません、半分も理解しきれていませんでした。。。

www.slideshare.net

Be a stargazer (Android)

発表者は@konifarさん。 Githubでstarを取るためにやれることについての話でした。それは以下の三つです。 現状でもきっちりやれるようなものがあるので私もやってみよう。。
1. 人気カテゴリの選定
UI系(特にmaterial design)
MaterialUpを見てアイデアを探すといいかも
2. リポジトリの工夫
すぐに試せるように。
ReadMeを丁寧に。
Attributesをきちんと説明しているとGood
・概要
・キャプチャ
・使い方
・依存関係
・ライセンス
3. 公開後の告知
Android Arsenal
Android Libs
Google Plusもおすすめ
ブログに書く!
イベントで発表

RailsエンジニアがElectronでアプリケーションを公開してみた(Rails)

発表者は@shu_tachiさん。 今回は…RailsというよりElectronの紹介ですね。

Develop with Swift(iOS)

発表者は@morizotterさん。

speakerdeck.com

なんだっけなぁ…Swiftのライブラリ結構揃ったからそれを使っていきましょう的な話だった気がする。 Swiftのライブラリのキーワードは
・Carthage
・Alamofire
・SwiftJSON
・Realm
・BrightFutures
・SwiftBand
・Kingfisher
・Snap kit

Gram と Meteoriteと私(Android)

発表者は@operandoOSさん。

www.slideshare.net

AndroidのNotificationのところからSlackに投稿することができるライブラリについての紹介でした。あと、ライブラリ名決めるときには機能に準拠したものでもないらしい。私もこのライブラリ便利だなー、とは思ったのですがSlackを使う機会がないんですよ、今の職場。。。

Ruby Rails Gem Code Reading(Rails)

発表者は@seisonshiさん。

speakerdeck.com

Railsで書かれたライブラリのコードリーディング。Railsについて門外漢だったので正直ついていけなかったです。。

SourceKitten(iOS)

発表者は@ushisantoasobuさん。すいません、内容きちんと把握しきれませんでした。。

RxJava x Retrofit(Android)

発表者はShun Nakaharaさん。RxAndroidを使ってコードを書くと綺麗に書けますよ、という話。最近出てきたRetrofit2.0.0-betaはRxAndroidとの親和性はバッチリなのでもっと簡潔にかけるとか。…okHttpとかRetrofitとかは興味あるトピックなので是非試す!

daily-slack-report (Rails)

発表者は@justin999さん。slackでつぶやいた内容から日報書きたいよねっていう動機で作ったライブラリの紹介。slack-ruby-gem。slack-api-token。Slackってやはりよく使われているんですね。。。

RxSwiftを用いたアプリ開発の実践(iOS)

発表者は@gomi_ningenさん。

niconare.nicovideo.jp

Swift版Rxライブラリ。思想とか使われ方とかはRxJava,RxAndroidとほぼほぼ同じだなー、という感じでした。やっぱりRx使ったほうが簡潔に書けますね。…とはいえそれをすぐ実践投入っていうわけにもいかないみたいですが。

AndroidOSSライブアリの作り方(Android)

発表者は@takahiromさん。今回はOSSライブラリの作り方。jCenterで公開することがゴール。まずAndroidStudioのプロジェクト名はライブラリと一緒ではないほうがいいらしい。あと、「gradle-bintray-library」を使うとさくっとjCenterで公開できます。今回のLTの中では私の中で1,2位ぐらいで役に立つと感じたLTでした。

OmniAuthについて(Rails)

発表者は@y.imajoさん。…すいません、また話の内容理解しきれませんでした。。。

懇親会

ビズリーチさん提供のビールとピザをいただきながらいろいろな方とお話しさせていただきました。強烈だったのは後半で、SIerあるあるで盛り上がってしまった。。。

総括

Web系色がバリバリ強い勉強会は初めて出席したのでなかなか新鮮でした!あとRx系のライブラリとかマテリアルデザイン系ライブラリとかは今ホットなんだなーと痛感したりしました。私もこうやって紹介できる、もしくは8割がた理解できるようになりたいです。…だって今回は半分も理解はしきれてなかったし…。

ソラコム User Conference #0に参加してきました

2015/12/9に開催されたソラコム User Conference #0に参加してきました。 今回はそのときのレポートをさせていただきます。(感想文とか短めだったらすみません) あ、あと最初のユーザーグループ設立宣言については割愛します。

eventdots.jp

SORACOM Update

ソラコムの玉川さんから…でなくて片山さんから。 (この時点で玉川さんは新幹線の中だったらしい。。。)

www.slideshare.net

9/30の発表以来のアップデートのおさらいに始まり…本題のアップデートという流れでした。 今回のアップデートは料金に関するアップデート2件でした。 ・基本料における長期契約割引! ・ユーザコンソールからSIMを1枚単位で(しかも560円!)購入可能に!

フルスケールエンジニアへの道

ソラコムの片山さんから。

すいません、ここでは要約だけ書きますが、「SORACOMを媒体にしていろいろな知見をみんなで共有しましょう」というのが主なメッセージだったと思います。 …とはいえ、ここにきている人たちはハードウェアな人・クラウドな人がメインで私のようなAndroiderとかは結構珍しい人種みたいなのでお役に立てるかどうかはわかりませんが…。

LT

さてここからは10本 + 1本のLTについてざっくり。

SORACOM X AWS IoT X Salesforce

発表者は岩谷さん。

www.youtube.com

SalesforceAWS IoTとSORACOMを使った事例の紹介。応用例として農業クラウドを紹介していました。 個人的に新発見だったのは ・S1というSalesforce系のモバイルアプリケーションがあること。 ・小規模であればSalesforceでの開発は無料でできること。 ということ。

SORACOM AirYAMAHA RTX1200で回線冗長化してみた

発表者は竹永さん

YAMAHA RTX1200というルータを使った事例紹介。メイン回線が切れた時に使うためにSORACOM Airを使うって。 ちなみにこういうルータがあるご家庭はデファクトではございません。。。

Soracom Air を操作するNode-RED FlowをAWSLoamdaで動かす

発表者は古城さん。

Node-RED Flow x Soracom Air x AWSLambdaな事例。 Node-RED Flowとかがよく知らなかったので勉強になった。

IoTNews技術部でTalk Eggをつくってみた

発表者は小泉さん。 このLTが始まる前にビールやピザが届いて乾杯がはいりました。

TalkEggというのは高齢者向け・子供向け簡易電話という感じ。 スマホよりも安価に出来るのでなんかいいな。 ここで7セグという用語についての質問がありました。ここでは答えられなかったけど、このあと回答がでてきます。

家庭内IoTのすすめ

発表者は@mana_catさん

前回のDeveloper Conference #0で発表なさったスーパーこまちのバージョンアップ速報。 なんと、twitterにログを投稿できるようになったという話。 このお方、twitterでフォローさせていただいてからわかったことなのですが、二人のお子さんのお母さんなんですよね。。。子育ての合間にこういうもの作っちゃうのは素晴らしいですよね!

SORACOMとIoTとファイル転送

発表者は田中さん(from アプレッソ

アプレッソといえばDataSpiderや小野さんがすごく有名なのですが、今回はHULFTを軸とした話。 HULFTというのはファイル転送を支援するためのプロダクト。で、独自のプロトコルの設計・実装しており(特定の業界ではもはや標準プロトコル)ます。 今回はIoT向けに「HULFT IoT」というのを作ってそれにSORACOMを使っているということでした。

SORACOM Beamを使って安全にデバイスの位置情報をしらべる

発表者は竹之下さん(@koyo_take)

IoTバービー人形をきっかけにIoTSecurityについての話をしました。 IoTの通信的な意味での脆弱性SSIDをべたうちしてたりするところだったりしますが…SORACOM使えばこれらを一発解決するっていうの。 ただ、ハード的な意味での脆弱性がまだまだだったということなのでこれからそれにむけて課題を解決していく模様です。

ちなみにSIMだけでも位置情報取れます。Location APIで。

「SORACOM AirをつないだRaspberryPiをlittleBits+Milkcocoaで遠隔OFFするボタンをつくった話」

発表者は田中さん。

遠隔操作でRaspberryPiをOFFする仕組みつくったよーってはなし。Milkcocoaというのは前に聞いたことがあるけど、littleBitsというのは初めて聞いた。

SORACOMとHeroku、Salesforceを連係して何作る?

発表者は岩崎さん。

最初のLTと使っている素材等は同じですが、最初で語られなかった今後の拡張性、AWSを使わないで構築した、というところで聞き応えがありました。 以下、走り書きのメモ。 何を作った?
1. 営業社員お位置情報をSORACOMからHEROKU・Salesforceに蓄積し、表示・分析する仕組み 2. SalesforceからSORACOMデータ管理できる仕組み

IoTデータをSalesforceと接続する意味 1. 業務システム内でのかんりにより運用コストの削減 2. レポート,Analytics昨日殿お分析や通知の仕組み 3. SORACOMとの接続基盤の整備による今後の拡張性

2015/12/16 岩崎さんから記事のURL教えていただきました。ありがとうございます。 appirio.co.jp

SORACOM&myTHIngsを使ったハンズオンセミナーをやってみた

すいません…長めのトイレいっていたのでほとんど聞けませんでした。。。 でも、スライドが公開されているので僭越ながらリンクさせていただきます。

www.slideshare.net

(シークレットLT)RaspberryPi Zeroを使ったLT.

最近発売されたRaspberryPi ZeroとSoracom Airを使って連携しましたよってはなし。

総括

前回と同様いろいろな事例が聞けて勉強になりました。 ただ、Androidアプリ界隈の人がほとんどいなかったのは少し残念でした。Androidのちょっとした知見なら生かせそうだけど、最近のAndroid技術者界隈で広がっているRxAndroid, Retrofit、Bazelとかの知見は行かせるのだろうか?(NearBy APIとかならバリバリいけそうな感じはしますが)

第11回G-StudyでLTやってきました

11月14日に開催された第11回G-Studyにてライトニングトークをさせていただきました。

g-study.doorkeeper.jp

以下、それぞれのプログラムについての感想を書いていきます。

注意事項・自己紹介

参加者の自己紹介をやってくれる勉強会はほとんどないからありがたいです。周りを見てみるとデザイナーさんが多いような印象をうけました。つーか、Androidアプリ開発者本当に少なかったです。

ロング枠トーク 「組み込みをやってみたいと思っている人が見聞きした話」(Natsuki Chubachiさん)

今巷で流行っている「Arduino」や「RaspberryPi」などがどのように使われているか、などの話でした。 この辺りは今年頭にRaspberryPiについて検討していたので理解できる範疇の話でした。 土の状態を知るためのIoTソリューションがあるのは初耳でした。

LT1 「ものづくりエンジニアはじめした」(樋口さん)

世田谷あたりにあるものづくり学校でレーザーカッターや3Dプリンターを使ってきました!って話。 初心者向け講習会が1000円で受けられるのはお得かも。

LT2 「1年でハッカソン12本で人生が変わったかもしれない話」(Yco Tangeさん)

ハッカソンに参加することでどうしようもない自分がよくなりましたよ、って話。 24時間耐久ハッカソンとかはやったことはないけど…かなり大変そうですね…。 最後の「できないからといって参加しないのと、参加してできないと自覚するのではぜんぜん違う」というのは名言だと思います。

LT3 「エンジニアがハッカソンで学べる技術以外の何か。」(dandan001さん)

なんでもできる方がハッカソンで何を学べるかについての話です。 いろいろできると本職である役割にたどり着けないんだなーという印象でした。。。

LT4「デザイナーの私が火狐を愛でる理由」 (松本 俊平さん)

デザイナー視点でみたFirefoxのおすすめをしていました。 おすすめする理由は・・・ 1. 開発者ツールインターフェイスが優れているから 2. 色をカラーピッカーで取得できる 3. 3D表示でレイヤーの重なりを表示できる ですって。3.については斬新だなーって感じました。

LT5「Android6.0で変わったアプリのアクセス権について」 (私)

www.slideshare.net

Android6.0で変更が入ったM Permissionsについてユーザ向けに話しました。 あとで話を聞くとまずまずの評判だったらしいです。 ただし、最後の質問の段階で「どうやってユーザはPermissionsのON/OFFをするのか?」ということについて何も触れられてなかったのが最大の落ち度だったです…orzまぁ、質問に対する回答って形でお話ししましたけどね。 あ、あとデモンストレーションのアプリが途中で落ちたのは痛かった。。。

反省点はもろもろあるが…前回よりは質問に対する受け答えはできたと思います。

総括

今回は比較的大きな舞台で発表させていただきました。いろいろ改善点ありますが精進します。 コアな発表でなくてもいける勉強会な分、ライトなトピックについてはこちらで発表させていただいてもいいかもしれません。 …ただ、コアなOSSライブラリについて話すのはちょっと危険かな。